人を知る

誰がやっても間違いないように、とことん業務ルールを厳密にしよう、
という考えを持っている人がときどきいる。


業務が人に依存するのを避けたい、ということだそうですが。


業務は人がやっているので、ルールをいくら厳密にしようが、
それを解釈する人間のばらつきは抑えられないと思うよ。
抑えられても、それはコストに見合わないでしょう
(一挙手一投足を業務ルールとして表せたとして、徹底できるんですかぃ)。


そういう時は、業務ルールをどこまでも理解しよう、という方向じゃなくて、
その業務をやってくれるそれぞれの「人を理解しよう」
という方向を探るのがいいと思っています。


人は機械じゃないよ。だから素晴らしいんだ。