ヒューマンスキル向上のための「継続したトレーニング」とは何か?

私は形式手法とか数学に近い技術大好きです。
近々「MAUDE」の調査勉強会を開こうと画策してます。
そんな私が、Soft Systems Methodologyとか、World Cafeに
強い興味を示すと、「違和感がある」とおっしゃる人がときどきいます。

理由は簡単なことです。

理由「システム開発の現場には
形式手法では解決できない問題が(たくさん)あるからです」

根拠1「形式手法がどんなに発展したとしても、
『何に対し、どうやって形式手法を適用するか』
という問題自体は、開発現場で発生し続ける」
たとえば「集合と述語論理で仕様を表します」と言ったところで、
「何を集合とし、何を真/偽ととらえるか」の問題は残るのです。

根拠2「形式手法の根本である『論理思考』は、
関係者同士が対等の関係であることを大前提としている。
それに対し、システム開発の現場は、
関係者間の力関係が厳然として存在しており、
論理的に説明できるところは必ず限定される」

そんな訳で、真に役に立つ形式手法を追求するなら
非形式的な手法の追求は必須だと考えてます。

ただ、ソフト系のスキルというのは、
1.重要性が本当には認められてない
2.どうやったらスキルが向上できるのか(向上したと言えるのか)分かってない
んじゃないですかね。

http://harvardmedblog.blog90.fc2.com/blog-entry-25.html

ヒューマンスキル向上のための「継続したトレーニング」とは
何なんですかねぇ。